なぜ?日本政府は男性の育休を推進しているのか??
下記3つが考えられます
・少子化対策
・経済成長
・男女共同参画社会
1、少子化対策
ここ数年テレビのニュースを見ていればある程度分かると思いますが、日本の少子高齢化が問題となっております。
下記の図を見てもわかる様に1973年をピークに日本の出生率は低下しており、2022年の出生率は1.31人と戦後最低記録となっております。
この為、男性が育児休暇を行う事により政府は下記の通り考えております
・女性の子育てと仕事の両立する事ができ、女性が仕事をつづけながら出産する機会が増える
・男性の育児参加する意識が高まり、女性の役割分担が軽減され出産や子育てがしやすくなる
・育児をパパとママで行う事で子育てを共に体感する為、理解が深まり出産や子育ての不安や負担が軽減される
上記の内容で少しでも出産や育児環境が改善する事により、出生率の向上に有効になると考えております。
少子化の最大の原因
マスコミや政治家の話をきいていると育児軽減の話ばかり出てきて、本質を議論している事が少ないのが残念です。少子化の最大原因は未婚(男性29%・女性35%)です。結婚しなければ子どもを産む機会が減るので出生率は低下します。
なぜここまで未婚が多いのか?
一番の原因は「お見合い結婚」が無くなった事です
下記の図を見ればお見合い結婚減少に伴い出生率も低下している事が分かります。
そうは言っても2023年にお見合いを復活させるのは時代的に無理があります。
恋愛する機会・出会いの機会やその他「出会い」の仕組みを作る事が少子化対策の一番の鍵となるでしょう
上記の図は国立社会保障・人口問題研究所の調査を「カベージニュース」に掲載されていた図より引用
(次回・経済成長・男女共同参画社会について)
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コラム著者:小沼薫(オヌマカオル)
産前産後ケア研究家
株式会社ss-consul代表取締役
産後セラピー協会顧問
保育士・介護士
実際に産後ケアを運営している私が現場の目線でみた産前産後ケアの実態や問題点などを分析
また、男性目線での産後ケア等の分析や提言を行う
※このコラムは著作権があります
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