授乳で母乳があまり出ないときは、以下の食事や食材を意識して摂取すると良いでしょう。
■たんぱく質
母乳は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどで構成されています。その中でも、たんぱく質は母乳の主要な成分であり、母乳量を増やすために重要な栄養素です。
たんぱく質を多く含む食品には、肉類、魚介類、卵、大豆製品などがあります。
■脂質
母乳は脂肪分が約30%を占めており、脂肪は母乳のエネルギー源として重要です。また、脂肪は母乳の味やにおいの形成にも関与しています。
脂質を多く含む食品には、魚介類、ナッツ類、種実類、植物油などがあります。
■水分
母乳は約87%が水分であり、水分は母乳の量を増やすために欠かせません。
水分を多く含む食品には、野菜、果物、水などがあります。
---
食事例
■朝食
・ご飯、味噌汁、卵焼き、納豆、わかめ
■昼食
・豚肉と野菜の炒め物、ご飯、味噌汁、ほうれん草のおひたし
■夕食
・鮭の塩焼き、ご飯、味噌汁、小松菜の煮物
----
授乳中は控えたほうが良い食材でしょう。
■アルコール
アルコールは母乳の量を減らす可能性があるため、授乳中は控えたほうが良いとされています。
--
■その他
さらに授乳をよくするためには、赤ちゃんにこまめに母乳を飲ませることも大切です。母乳は、赤ちゃんが吸うほどたくさん作られます。
もし、母乳が出ないと悩んでいる場合は、産婦人科や助産師に相談することをおすすめします。
コメントをお書きください